今年度、皆様の御支援をいただき進めて参りました、
高機能自閉症とアスペルガー症候群の地域サポート事業について、本日、今年度の取り組みをまとめた全体総括会議が開催されました。
当協会からは淺川会長・福本理事、そしてスーパーバイザーをお願いした由井美希依さんにご参加いただき、取り組み状況の発表を行ったところです。
10月から今日までの取り組みの中で最も課題となったことは彼らに対する支援の方策のありかただったかと思います。
シーズニーズを探る中で、これまで当会とコンタクトをとられていなかった方々が抱える悩みや苦しみを知るとともに、行政や福祉事業所等が展開するシステムにたどりつくことができないでいる、「サイレントマジョリティー層」が数多くいることでした。
これらの悩みを抱える方々に当事者団体として何をすべきか、何をしていくか、大きな宿題を頂戴したところでもあります。
折しも、障害者施策の流れは一方向の支援から、彼らのニーズを踏まえた社会構造全体の改革に向けて進み出そうとしています。
人口88万人の小さな自治体ではありますが、こうした流れに埋没することなく、真の意味で共生していく社会づくりを行うためには単に福祉の領域だけではなく、雇用や教育、医療、そして経済を含めた地域のあり方を考えていく必要があるかと思います。
一般的にコミュニケーションに課題を持つ彼らと共に歩んでいくことができる社会づくりは障害のあるなしにかかわらず、すべての県民に利益をもたらすことが可能と考えます。
この事業は平成23年度末を目標に、
1.当事者グループの設立・支援
2.行政など関係機関との連携
3.県民への啓蒙 など、多岐にわたった活動へと拡がっていきます。
今年度の事業取り組みについては近日中に報告書としてとりまとめ、山梨県自閉症協会ホームページ上で公開する予定です。
取り急ぎ、事業立ち上げにあたり、御協力をいただきました皆様に感謝申し上げるとともに、今後とも変わらぬ御支援と御協力を宜しくお願いします。
